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東広島地区医師会で「外国人とのコミュニケーション講座」を実施しました【2016/10/26up】

言葉があまり通じない外国に暮らしているときに、病気になったら…
それでなくても病気でつらいのに、言葉が通じないことで余計につらい!
でも、病院のスタッフも、外国人の患者さんの対応には苦慮しています。

 

そんな両者をつなぐために、東広島地区医師会のお力を得て10月13日(木)と19日(水)、
「医療機関で働く方のための外国人とのコミュニケーション」講座を実施しました。

 

まずは、日本で暮らす外国人が医療機関で困る点と
医療機関が外国籍患者と接する時の心配ごとを確認。
さらに、両者をつなぐコミュニケーションツールとして
インターネット上の各種多言語サポートのご紹介と、
すぐに使える「やさしい日本語」のコツをお伝えしました。

 

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その後、医師、看護師、受付職員の職種ごとに、
日本人スタッフと外国人患者役に分かれて
「やさしい日本語」の実践ロールプレイ!

 

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「思わず声が大きくなっちゃうわ~」
「注射、注射はえっと、これこれ(腕に刺すポーズ)」と
ワイワイやりながら、実演していただきました。

 

講座後のアンケートでは、
「英語が苦手だから、外国人の患者さんとのコミュニケーションが難しいのではと思っていましたが、
『やさしい日本語』を使う発想を知り、考え方がとても楽になりました」
「せっかく日本に来て医療の現場で日本を嫌いにならないよう、
やさしい日本語で対応していこうと思います」
など、嬉しいお言葉をいただきました。

 

医療機関の方が持っていらっしゃる、やさしい気持ち
実際に東広島の外国籍住民の皆さんに伝わりますように!
このたびは、ありがとうございました。

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