2014年5月31日（土）ねぇ聞いて！ワタシのお国自慢【2014/6/10up】
2014年5月31日（土）東広島市高美が丘地域センターで、「ねぇ聞いて！ワタシのお国自慢」を開催しました。
このイベントは、「ひろしま国際プラザ」に滞在している研修員が、英語や日本語（たまにはスペイン語）でクイズや歌等を織り交ぜ趣向を凝らして楽しく母国を紹介するもので、どなたでも参加していただけます。
普段は、ひろしま国際プラザで開催するのですが、今回は高屋町まで出張しての開催となりました。
好奇心旺盛な方々の参加と聞き、研修員も少し緊張の様子です。
今回お国の紹介をしてくれたのは、「JICA日系研修日系コミュニティー保持および日本文化継承者育成支援」のコースでブラジルから来られた小笠原 由香 タニアさんです。
お母さんが江田島市出身の日系ブラジル人２世であるタニアさんは、現地での日本文化の継承と、日本とブラジルのつながりを深めることを目的に、今回の研修に参加されました。とっても流暢な日本語で説明をされるので、参加者の口から思わず「日本語が上手ですねえ」という声があがりました。
参加者のほとんどがブラジルに行ったことがないので、第１部「ブラジルを旅しよう！」の内容に皆興味津々！タニアさんおすすめの航空会社の紹介やサンパウロに到着したら、長旅の疲れを取るために2泊した方が良い等のアドバイスにうなずきながら聞き入っていました。
タニアさんお勧めの航空会社はデルタ航空で、東京→アトランタ→サンパウロのルートが約30時間の長旅だと聞くや否や、「遠いねえ～」とちょっぴり溜息混じりの反応もありました。
「サンパウロからどんな場所に行きたいですか？」
A 自然に触れ合うコース
B 人々や文化を味わうコース
の2つのコースを紹介してくれたタニアさん。
イグアスの滝などの美しい映像を見て、多くの参加者が「30時間かかっても１度は行ってみたい！」と思ったことでしょう。
第２部は、ブラジルコーヒーを楽しみながらのおしゃべりです。
ブラジルのコーヒーはちょっぴり濃い目で、小さなカップで飲むそうです。「濃いけどおいしい」「思ったより飲みやすい」などの感想。コーヒーを飲みながら、おしゃべりは続きました。
第3部は、サンバのステップに挑戦！です。
「サンバのステップは、１・２・３。始めは歩くような速さでやってみましょう」の掛け声に、全員が参加。
何度か練習した後、サンバの音楽をかけてのステップ練習。みなさんがとてもお上手にステップをふんでいたので、タニアさんもびっくりしていました。
「サンバのステップをやってみましょう。」と言った時は、緊張の面持ちだったのに、「簡単だね」と言ってにっこりされた笑顔が素敵でした。みなさん中々のセンスがあるとお見受けしました。
天気の良い行楽日和の土曜日でしたが、このイベントに参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
サッカー・ワールドカップでブラジルが話題に上ることが多い中、タニアさんのお国紹介によって、ブラジルというお国をより身近に感じていただけたのではないでしょうか。
「ねぇ聞いて！ワタシのお国自慢」はご希望があれば、研修員とどこへでも出かけていきます。是非ご一報ください。お待ちしています。
